今日の一冊(68)カウボーイの秘密
無邪気なシンデレラ(ハーレクイン・セレクト)
注目ポイント:まるで牧場物語の始まりのような導入部
ヒロインの境遇のシビア度 ★★★★★
牧場の雰囲気度 ★★★☆☆
長さ | ■■■ |
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重さ | ■■■■ |
起伏 | ■■■ |
甘さ | ■■■■ |
濃さ | ■■ |
・著者:ダイアナ・パーマー
・訳者:片桐ゆか
・あらすじ:サッシーは病身の母と幼い妹を養うため、横暴な店長からのセクハラに耐えながら飼料店で働いていた。店長から乱暴されそうになった彼女を助けてくれたのは、古びた牧場を再建しているジョンというカウボーイだった。正義感が強く精悍なジョンにサッシーはどんどん惹かれていく。そんなある日、母の具合が急に悪化して病院に運ばれてしまう。駆けつけてくれたのはまたもジョンだった。
今日の一冊(67)初恋の騎士との再会
黒曜の騎士と金の姫(さらさ文庫)
注目ポイント:ヒロインの気持ちがなかなか届かずやきもき。
ビター度 ★★★★★
ヒロイン健気度 ★★★★★
長さ | ■■■■ |
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重さ | ■■■ |
起伏 | ■■■■ |
甘さ | ■ |
濃さ | ■■ |
・著者:火崎勇
・イラスト:渡辺ゆうな
・あらすじ:大国バルゴの末姫サーシェは美容やドレスには目もくれず、剣や弓、馬の稽古に夢中。ある日森を冒険しているとケガをした異国の騎士エルに出会う。サーシェは世話をする代わりに彼に剣術を教えてもらう約束をする。エルと色々な話をする内にサーシェは彼に恋をするが、ケガが癒えた彼は祖国へと去ってしまった。
月日が経って、バルゴに隣国の新王が来賓としてやってきた。新王エルザークはサーシェの初恋の人エルその人だった。エルザークと結婚することになったサーシェは天にも昇る心地で式に臨んだが、期待していたのとは違う彼の冷たい態度に落胆する。
今日の一冊(66)常連さんはドクター
イジワル医師は我慢しない ~期間限定の蜜甘生活~(蜜愛セレナーデ文庫)
注目ポイント:「あなたには関係ない」に対してなるほどそういう言い訳があったか度 ★★★★☆
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重さ | ■■ |
起伏 | ■■ |
甘さ | ■■■■ |
濃さ | ■■■■■ |
・著者:華藤りえ
・イラスト:炎かりよ
・あらすじ:彩花は大学病院内のコンビニで店長をしている。恋愛経験のほとんどない彩花だったが、常連の医師・瑛貴と知り合って以来彼に憧れていた。
ある夏の夜、彩花が姉と同居する家に帰ってみると姉の彼氏が居座っていた。失業して家がない彼は、姉が出張で不在の間ここに住んでいいと言われたらしい。二人きりなんてとんでもないと家を飛び出したものの、行くあてがなく職場まで戻ってきた彩花は、暑さのために脱水症状で倒れてしまう。彼女を助けてくれたのは瑛貴だった。
事情を聴いた瑛貴は、彩花の姉が帰ってくるまでの間、自分の家で寝泊まりすればいいと言い出すが、関係ない瑛貴にそこまで甘えられないと断る彩花と、強がってないで頼ってほしいという瑛貴とで押し問答になる。
今日の一冊(65)政略結婚の相手は憧れの人
明治蜜恋ロマン ~御曹司は初心な新妻を溺愛する~(ベリーズ文庫)
注目ポイント:努力家のヒロインを見守るヒーローの温かさ度 ★★★★☆
長さ | ■■■ |
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重さ | ■■■ |
起伏 | ■■■ |
甘さ | ■■■ |
濃さ | ■ |
・著者:佐倉伊織
・イラスト:篁ふみ
・あらすじ:あやは子爵の一橋家の次女。姉や弟とは仲が良かったが、あや一人だけは妾の子だということで義母からいじめられていた。心の支えは街で出会った紳士からもらった銀の懐中時計。時計が止まらぬようにねじを巻きながら彼への憧れを募らせていた。
財産を使い果たしていた一橋家は、大富豪の御曹司・津田行基とあやの姉との政略結婚を決める。行基こそが懐中時計をくれた紳士その人だった。急逝した姉に代わり行基に嫁ぐことになったあやは、彼から大事にはしてもらえるものの、「夫婦になったからといって無理に好きにならなくていい」と突き放されて意気消沈するが、諦めずに愛されるための努力をしようと心に決める。
今日の一冊(64)竜の瞳の王女と竜騎士との出会い
竜騎士は姫君に永遠の愛を誓う ~幾たびの蜜夜を~(ガブリエラ文庫)
注目ポイント:「竜王は新妻を蜜夜に堕とす」(今日の一冊(63)で紹介)のスピンオフ。前作以上にドラゴンが活躍度 ★★★★☆
長さ | ■■■■ |
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重さ | ■■■■ |
起伏 | ■■■ |
甘さ | ■■■■ |
濃さ | ■■■■ |
・著者:すずね凛
・イラスト:ウエハラ蜂
・あらすじ:かつて人間とドラゴンが共生していた国、デルネイド。今ではドラゴンは邪悪で凶暴な生き物であり、すでに絶滅した幻の存在であると伝えられていた。そのドラゴンと同じ金色の瞳「ドラゴンアイ」である王女アルフォンシーヌは、邪眼の持ち主とされて忌み嫌われ、幼いころから塔に閉じ込められて育った。
ある日、アルフォンシーヌが窓際に座っていたところ、手すりが壊れて塔から落ちそうになる。彼女を助けたのは新任の護衛騎士イザークだった。
イザークはアルフォンシーヌのドラゴンアイを見ても恐れをなさないどころか美しいとまで言った。イザークの生まれ故郷の国ではドラゴンは崇高な存在とされていたという。二人は徐々に心を通わせていく。しかしイザークは王女の命を狙う勢力の手先であり、落下事故も一味が仕組んだものだった。
※関連作はこちら
今日の一冊(63)竜使いと竜王との出会い
竜王は新妻を蜜夜に堕とす(ガブリエラ文庫)
注目ポイント:ドラゴンとの神秘的な交流も見どころ度 ★★★★☆
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重さ | ■■■ |
起伏 | ■■■ |
甘さ | ■■■■ |
濃さ | ■■■■ |
・著者:すずね凛
・イラスト:ウエハラ蜂
・あらすじ:ゴルドラ国の女王フレイアはドラゴンと意思疎通できる竜使いの能力を持つ。隣国の侵攻を受けて捕虜になったフレイアは、人身御供として大国デルネイドの王デフォードに差し出される。
デフォードはフレイアを一目見た瞬間に彼女を「運命の乙女」と呼ぶ。ドラゴンを遠い祖先に持つ彼は竜使いのフレイアに強く惹かれたのだ。戸惑うフレイアだったが、デフォードから熱烈な愛情を注がれるうちに彼を愛するようになる。
デフォードへの愛と国を失った悲しみとの間で揺れ動いていたフレイヤに、ゴルドラの元臣下が密かに接触してきた。ゴルドラを滅亡に追いやったのはデフォードの策略だというのだ。
今日の一冊(62)「魔女」の末裔と伯爵の恋
蜜夜 ~薔薇の花嫁は愛に溺れる~(蜜猫文庫)
注目ポイント:後半ぐっと増すサスペンス度 ★★★★★
長さ | ■■■■ |
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重さ | ■■■■ |
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甘さ | ■■■■■ |
濃さ | ■■■■ |
・著者:如月
・イラスト:KRN
・あらすじ:リディは医術を生業とする「メルヴェイユ」という一族の末裔。一族は「魔女」として人々から迫害されてきたため、リディも森に隠れて暮らしていたが、身寄りのない子どもと間違えられて伯爵のアルフォンスの城で保護された。リディはアルフォンスがメルヴェイユを探していると知る。
危害を加えられることを恐れたリディは自分の素性を隠して逃げ出そうとするが、アルフォンスの母が病に苦しんでいるのを見過ごすことができずに治療を施したことで彼に正体を知られてしまった。リディに惹かれていたアルフォンスは彼女を守ると約束するが、彼に病身の婚約者がいることを知ったリディは彼の本心がわからず思い悩む。