ロマンス小説を読む日記

翻訳ロマンスやティーンズラブなどの女性向けロマンス小説をひたすら紹介しています

今日の一冊(39)モブのはずが主役に大抜擢

私が主役ですか? ~末っ子王女が皇帝陛下のお妃さまに!!~(ティアラ文庫

私が主役ですか? 末っ子王女が皇帝陛下のお妃様に!! (ティアラ文庫)

注目ポイント:ヒロインが空気になれるのは空気を読めるから度 ★★★★☆

長さ ■■■
重さ
起伏 ■■
甘さ ■■■
濃さ ■■■■

 

・著者:柚原テイル

・イラスト:上原た壱

・あらすじ:十五番目の王女アストレアは自他ともに認める地味で目立たない存在。隣国の若き皇帝ランダルが訪れた今も、彼の目に留まろうと姉姫たちが張り切っているのを後ろからぽやんと眺めていた――はずだったのだが。

「アストレア王女と婚儀を結びたい」

ランダルの突然の求婚にその場にいる誰もが驚愕したが、野心がなく政務の邪魔をしない妻を望むという彼の説明にみな納得する。なるほどそれならアストレア以上の適任はいない。

こうしてランダルの元へ嫁いだアストレアは彼の足手まといにならない空気のような皇妃を目指すのだが、式の翌日、皇妃候補と名乗る令嬢たちにさっそく目をつけられてしまう。