今日の一冊(69)美しい人形になって
生贄の花嫁 ~背徳の罠と囚われの乙女~(蜜猫文庫)
注目ポイント:全編に流れる妖しげな雰囲気が独特。後半はぐっとスリリングな展開に。流血あり注意
ダーク度 ★★★★★
サスペンス度 ★★★★☆
長さ | ■■■■ |
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重さ | ■■■■ |
起伏 | ■■■■ |
甘さ | ■■■■ |
濃さ | ■■■■■ |
・著者:如月
・イラスト:すがはらりゅう
・あらすじ:貧しい町娘のヴィオラは知り合いの人形師に頼まれて、ゼンマイ仕掛けの踊る人形に成りすますことになった。二日後には本物の人形が納品できるので、それまでの時間稼ぎをしてほしいという。
人形を買ったのは伯爵子息のアレックス。人形として舞踏会に臨んだヴィオラはダンスをやりとげてほっとしていたが、アレックスは彼女が人間であることを一目で見抜いていた。彼はヴィオラを自分のそばに置き、何が目的なのか確かめようとする。