今日の一冊(75)逃亡者と富豪を結びつけたもの
孤独な富豪(ハーレクイン・イマージュ)
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起伏 | ■■■■ |
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濃さ | ■■ |
・著者:ルーシー・ゴードン
・訳者:松本果蓮
・あらすじ:ローマへ向かう列車の中、イギリス人のホリーは裁判官のマッテオと娘のリツァに出逢う。マッテオはホリーが警察から逃げていることを知ると自分の屋敷でかくまうと言う。ホリーを気にいっていたリツァは、一緒にいられることになって大喜びだ。
しかし法を守る立場のマッテオが犯罪者かもしれないホリーをかばうのはなぜか、その真意がわからない。疑心暗鬼のホリーにマッテオはある取引を申し出る。
・注目ポイント:ホリーの逃走劇から始まり、豪邸での暮らし、マッテオ親子の愛情と葛藤、マッテオに迫る危機など盛りだくさんで飽きさせません。娘のリツァが話の軸になっており、恋愛要素はやや少なめ。