ロマンス小説を読む日記

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今日の一冊(96)身代わりのはずなのに

身代わりからの執着溺愛 ~御曹司は偽りの花嫁を淫らに啼かせる~(濃蜜ラブルージュ

身代わりからの執着溺愛 ~御曹司は偽りの花嫁を淫らに啼かせる~ (濃蜜ラブルージュ)

 

長さ ■■■
重さ ■■■■■
起伏 ■■■
甘さ ■■
濃さ ■■■■

 

・著者:華藤りえ

・イラスト:氷堂れん

・あらすじ:五歳の時に母を亡くした紗衣は、継母から長年虐められて使用人同然の扱いを受けていた。紗衣は体調を崩したところを助けてくれた千織に恋をするが、彼は名家の御曹司で、義理の妹の婚約者だった。
千織と妹は結婚式の日を迎えるが、直前に妹が失踪してしまい、両家の体面を守るために紗衣がその場限りの代役を務めることになる。紗衣は式の間だけの身代わりだと思っていたのに、千織は正式に紗衣との婚姻届を提出したという。

・注目ポイント:王道シンデレラもの度★★★

過去が過酷度★★★★★

使用人扱いからセレブの妻へと転身というと華やかなものを想像するけれど、ヒロインが過去のくびきからなかなか逃れられないのが見ていてつらい。ヒーローの子ども時代も過酷。二人が本当に幸せを掴めるのか最後までハラハラした。