今日の一冊(8)私は笑ったらだめなんだ
スパダリ医師の溺愛はトラウマ女子の心を癒やす (こはく文庫)
注目ポイント:ヒロインが元彼のモラハラに気づいてよかった度 ★★★☆☆
長さ | ■■ |
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重さ | ■■ |
起伏 | ■ |
甘さ | ■■■ |
濃さ | ■■ |
・著者:ぐるもり
・イラスト:桜之こまこ
・あらすじ:ひよりは元彼に「笑い方が下品」と言われたことがトラウマとなり、人前で笑い声を上げることも笑顔になることも自分で禁じるようになった。勤務先の病院でも表情をこわばらせて過ごしている。そんなひよりに外科医の貝原はなにかと声をかけてくる。ひよりは貝原のことが好きだったが、トラウマのせいで新しい恋に踏み出せないでいた。
「君の笑顔は、可愛いよ。大丈夫、俺が保証する」
繰り返しそう伝えてくる貝原の穏やかな優しさにひよりの心は癒されていく。やっと過去を払拭できる、そう思った矢先、ひよりにトラウマを植え付けた元彼に再会してしまう。