ロマンス小説を読む日記

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今日の一冊(59)幼なじみは皇帝陛下

皇帝陛下の溺愛政策(ヴァニラ文庫)

皇帝陛下の溺愛政策 (ヴァニラ文庫)

注目ポイント:皇帝の堂に入った公私混同っぷり度 ★★★★☆

長さ ■■■
重さ ■■
起伏 ■■
甘さ ■■■■■
濃さ ■■■

 

・著者:能迅なのと

・イラスト:サマミヤアカザ

・あらすじ:ラヴィーナは皇帝のテオドールと幼なじみ。毎日宮殿に通って彼のお茶の時間に付き合っている。テオドールはいつも厳しく傲慢な態度で、周囲からは笑ったところを見たことがないとまで言われていたが、ラヴィーナにだけは甘い笑顔と言葉で接してくる。しかし彼からはっきりとした愛の告白があるわけでもなく、ラヴィーナは将来が不安でやきもきする一方だった。

隣国の王子から求婚されたラヴィーナはテオドールに相談する。彼は彼女を愛していると告げ、縁談を断るように要請する。ほっとするラヴィーナだったが、そのテオドールは別の国の王女との縁談が進んでいると知り困惑する。