ロマンス小説を読む日記

翻訳ロマンスやティーンズラブなどの女性向けロマンス小説をひたすら紹介しています

今日の一冊(24)取引は誰のため

秘密の取引(ソーニャ文庫)

秘密の取引 (ソーニャ文庫)

注目ポイント:登場人物たちの思惑が複雑に絡み合ってスリリング度 ★★★★☆

長さ ■■■■
重さ ■■■
起伏 ■■
甘さ ■■
濃さ ■■■■

 

・著者:富樫聖夜

・イラスト:うさ銀太郎

・あらすじ:準男爵令嬢のリンゼイは「ゴードン・リュー」という男性の名前で小説家をしている。冒険活劇を得意としていたが、出版社から恋愛小説を書くよう依頼されて、恋愛経験のないリンゼイは頭を抱える。

ある時リンゼイはレナルドという貴族に「ゴードン・リュー」であることを知られてしまう。レナルドは秘密にしておきたかったら自分の偽の婚約者になってほしいという取引を持ちかける。迷うリンゼイに、レナルドは恋愛小説の執筆に役立つ男と女の関係について教えるという条件を付け加える。