ロマンス小説を読む日記

翻訳ロマンスやティーンズラブなどの女性向けロマンス小説をひたすら紹介しています

今日の一冊(32)じゃじゃ馬プリンセスの冒険

嵐を呼ぶ花嫁(マリーローズ文庫)

嵐を呼ぶ花嫁 (マリーローズ文庫)

注目ポイント:敵か味方かわからない登場人物にハラハラ度 ★★★★☆

長さ ■■■■
重さ
起伏 ■■■■■
甘さ ■■■
濃さ ■■■

 

・著者:上主沙夜

・イラスト:吉崎ヤスミ

・あらすじ:十年前、皇女リーゼロッテは婚約者のエルンスト王子を事故で亡くしたが、今でも彼のことを想いつづけていた。

亡き婚約者の異母兄との政略結婚が決まったリーゼロッテは、輿入れのために隣国へ向かう途中、覆面の男たちに誘拐されてしまう。

男たちを率いていたのはエルンストそっくりの外見をした偽者だった。偽者の王子は、本物のエルンストは事故ではなく殺されたのだと告げ、自分たちはエルンストが生きていたふりをして謀反を起こす計画だと話した。

リーゼロッテは一味に雇われている手練れの剣士・ヴェランを味方に引き入れ、偽者の王子の元から逃げ出す。